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億万長者になるぜ!!!


by hiro6295n
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越谷シリーズ第1弾

今回のシリーズは、埼玉県越谷市である。

大手居酒屋チェーン店の新装工事で、1ヶ月滞在した。

駅ビルのテナントで入るので、管理はかなり厳しいものでありました。

責任者は常駐が条件です。

私の、仕事の進め方の基本として、まずは水周りを土間まで仕上げるという事です。

何をおいても、これが上がるまでは、次の工程に進まない。

今回は、2階の店舗である。1階であれば、それほど気にしないのだが、

防水処理を確りとしておかないと、後々、問題が起きたとき、大変なことになる。

厨房とトイレ、洗面の部分を3段ほどブロック積みし、防水工事に入る。

グラスファイバーの繊維に溶液を注ぎ、固めていくのである。

翌日、水張りをし、暫く様子を見る。1階の天井部分が少しにじんでいる。

だめだ!すぐ、防水屋を呼び、やり直しである。浸透している部分は大体わかった。

女子洗面から男子洗面に入る部分の付近だ。

この、水張り、検査、水抜きで約1日かかってしまう。

2回目、だめだ!やはり、1階の天井部分から水がにじんでいる。

3回目、防水屋に、これ以上、工程を遅らせることは出来ない。頼んだぞ。

3回とも夜12時くらいまでかかった。全体の工事で地元のゼネコンが入っていた。

若い監督さんだったが、結構気が合い、工具の貸し借りなどもしていた。

本来ならば、届けを出しても夜8時が限度なのだが、見てみぬ振りをしてくれた。

有難かった。4日目の朝、朝礼時に天井を見る。大丈夫だ!水漏れの痕跡は無い。

早速、左官屋に保護のモルタルをかけてもらう。1日置いて、設備屋が配管、

完了と共にスタイロで全体に敷き詰めていく。すべて生コンだとかなりの重量になるからだ。

隙間の無いように敷き詰め、今度は鉄のメッシュを敷いていく、ハッカーで結束線を

くるくると締め、メッシュを連結させる。

翌日、ポンプ車を横付けし、生コンの打設である。生コンを吸いやすくする為、緩めのセメントを

少し、ポンプ車に入れてやる。ホースと鉄管が30メートルで手配。1階から2階に、像の

鼻のように持ち上げ、一番奥から打設していく。鉄管を1個はずし、2個はずし、最後に

一番近いところで終了である。クリーニング屋もこの要領です。

ゼネコンの監督さんが来て、信治狼さん、悪いけど、生コン少しもらえる。

どうぞ、どうぞ好きなだけどうぞ。打設したところから、左官屋のまっちゃんがコテあてて

仕上げに掛かっている。このまっちゃんも文句は言うが腕は一流だ。

特に、このようなチェーン展開をしているところは、仕上げの検査が厳しい。

そんなときは、迷わずまっちゃんを呼びます。一連の動作に無駄が無い。上手いの一言だ。

これが終わり、本格的な工事に入っていくのである。
by hiro6295n | 2007-11-28 17:38 | 僕の日常...よもやま話